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主治医が見つかる診療所「命の危険がある肺の病気/危険な咳の見分け方」

更新日:

主治医が見つかる診療所

2014年11月10日(月)/テレビ東京

[咳/肺/病気・健康情報]

日本人の死因 第3位の肺がんを中心に咳がでる危険な病気・症状を紹介!
咳で病院に行くか番組が調査したところ 行かないと答えた人が約66%
軽く見がちな咳ですが、実は 命に関わる怖い病気にかかっていることも!?
▼ 咳が重大な病気のサインであった時、薬で押さえ込むと危険な場合もある

 

命の危険がある肺の病気/危険な咳の見分け方

咳を専門に診察する“咳外来”を日本で初めて開設した病院の名医が解説!
川崎医科大学付属病院 教授/岡三喜男 医師

あなたの咳は大丈夫!?伍代夏子が経験した数日で死に至る肺炎/間質性肺炎

間質性肺炎とは…
▶ 肺の中で空気を取り込む 肺胞を包んでいる間質が厚く硬くなり、肺機能が低下する
▶ 進行すると呼吸困難で死に至る事もある危険な病気

間質に異常が出る病気は肺炎以外にも多く、まとめて“間質性肺疾患”と呼ばれています。
日本での間質性肺疾患の患者数は約3万8,000人と言われており、年間の死亡者数は約1万1,500人
実に3割近くの人が命を落としているという怖い病気
そして、間質性肺疾患の大部分を占めているのが 間質性肺炎
また、風邪などを併発すると一気に症状が悪化 数日で死亡する事も!

一度 硬くなった間質は通常 元に戻らない!
→ 何よりも早期発見が重要!!

間質性肺炎の症状・特徴
▶ タンがからまない乾いた咳

初期はごく軽い咳しかでず、レントゲンでも見つからない事があり、医師も呼吸器科の専門知識が必要のため 発見しにくい病気と言われています。
しかも、間質性肺炎はその原因がはっきりと解明されておらず、カビ・粉塵・タバコの煙・薬のアレルギー反応などが疑われていますが予防も難しいのが現状

間質性肺炎の早期発見のポイント
▶ 小さく乾いた咳
▶ (咳が)なかなか治らなず しつこい
▶ (咳が)動くと多く出る

咳には、その裏に死の危険がある病気が隠れている場合もある
もし 今までに経験した事のない咳が出てきた場合には、それが軽いものであったとしてもすぐに医師に相談する事が大切!

感染しても気付かない!冬に増加する肺炎/肺炎球菌性肺炎

・ワクチンの接種が有効!
→ 65歳以上は今年の10月から割安でワクチン接種できるようになった

6人に1人がすでに感染!JOYが経験した死の肺病/肺結核

肺結核とは…
空気感染によって結核菌が肺に入り込み、増殖して炎症を起こす危険な病気
実はこの結核菌に日本人の約6人に1人が感染していると言われています!
結核菌は感染してもすぐには発病せず、そのまま体内に留まり ストレス・不規則な生活・老化などで免疫力が低下すると発病する

かつては国民病と言われる程 蔓延していましたが特効薬の開発により激減!
しかし、それでもなくなった病気ではないのです!!
今でも新たに約2万人が発症し、1年間に2,000人もの人が亡くなっている怖い病気
患者の約7割が60歳以上の高齢者であることと、初期症状が風邪と似ている為 若い患者は見逃されてしまうケースもあるそうです。




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