世界一受けたい授業
2015年03月14日(土)/日本テレビ
[病気・健康情報]
春カユミがあなたを襲う!本当は怖い危険なカユミ
大阪大学特任准教授/日比野 先生
春カユミ
春は風でホコリが舞ったり、日差しが強くなったり、気温が上がってきて温度が変化するなどカユミを引き起こす刺激が起こり易い季節
カユミの原因
何らかの刺激を受け、異常を感じた皮膚の細胞はヒスタミンという物質を放出
このヒスタミンが神経を刺激してカユミを引き起こします。
痒いからと皮膚をかいてしまうとその刺激で大量のヒスタミンが放出され、さらにカユミが広がってしまうことに…
カユミを効果的に取り除く簡単な方法
◆ 氷で冷やす!
→ 痒い場所を冷やす事で、カユミの原因になっているヒスタミンの活動が衰えるのでカユミを抑えることができる
※ 注意点/氷袋を直接 当ててはダメ!
→ 冷やし過ぎるとそれが刺激となり、カユミが増してしまう恐れ
→ 氷袋をタオルなどで包んで当てる
本当は恐い危険なカユミ
耳が常に痒い → 暇さえあれば耳そうじ
▶ 外耳炎の可能性:耳掃除をしすぎると、炎症を引き起こしてカユミや痛みが起こる可能性
カユミのあるイボ → 胃がんの可能性!
老人性イボに酷似している為、見逃す人も多い
見分けるポイントはイボの増え方!短期間でカユミのあるイボが急増した場合は要注意
カユミのあるホクロ → 皮膚がんの可能性!
通常のホクロは左右対称。左右対称でない歪な形のホクロでカユミがある場合は要注意!さらに、直径6mm以上のものも要注意
じんましんの意外な原因とは?
じんましんは食べ物が原因で起こると思われていることが多いですが、食べ物などで起こるアレルギー性のじんましんは全体の10%以下に過ぎないと言われ、じんましんの90%以上はアレルギー以外の原因で起こっていると考えられています。
じんましんは上記のカユミの原因 ヒスタミンが大量発生することで血管が膨張
血管から血漿(けっしょう)と呼ばれる液体成分がもれて 肌の一部が腫れてしまったもの
温熱じんましん
お湯に皮膚が反応してヒスタミンが異常発生 じんましんを引き起こす
温熱じんましんがでてしまった場合は、温かいお湯を避け ぬるま湯に入る
お風呂上がりに冷たいシャワーを浴びる、冷やしたタオルで体温を下げるなどの対策がオススメとのこと
日光じんましん
太陽の光に皮膚が反応してヒスタミンが異常発生 じんましんを引き起こす
一度かかると完治までに時間が掛かるので予防が必要
予防法は日光に当たらないこと。10〜14時など日射量の多い時間帯(※3月)はなるべく直射日光を避けるように心がける
隠れじんましん体質チェック法
① 腕の内側の部分を爪を立てて約10cmほど引っ掻く
③ 30秒 待つ
通常は跡がすぐに消えますが、じんましん体質の人は爪で引っ掻いた部分が赤く腫れあがる
じんましん体質改善法/ヨーグルト+フルーツ!
「フルーツ・ヨーグルト」
腸内環境を改善することでじんましん体質を改善 出来ると言われている
→ 免疫機能の6割は腸内環境が左右していると言われている
ヨーグルトには乳酸菌が豊富に含まれている
→ 食べ続ける事で腸内の善玉菌が増えるため、腸内環境を改善するのにピッタリな食材
その善玉菌のエサとなる食物繊維がたくさん含まれているリンゴやキウイなどのフルーツと一緒にヨーグルトを食べることでより善玉菌の動きが活発になる
※ 食物アレルギーの方は注意して下さい