お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺 お盆の３時間SP
2016年08月15日(月)／テレビ朝日
[名曲／ランキング ほか]
「およげ！たいやきくん」もキャンディーズもSMAPの「世界に一つだけの花」も仏教の心を歌っている？
お坊さん目線で名曲の歌詞を紐解くと新たな魅力や隠れた仏教心が明らかに!?
お坊さんが厳選！
実は仏教の心を歌っていると思う日本の名曲ベスト40
File No.1：「時代」／ 中島みゆき (1975年)
→ 仏教の教義の前提 “輪廻” を感じ取れる！
♪ まわるまわるよ 時代はまわる 喜び悲しみくり返し 今日は別れた恋人たちも 生まれ変わって めぐりあうよ
→ 輪廻 ＝ 何度も生まれ変わる
※ 輪廻とは… ６つの世界のどこかで永遠に生死を繰り返す(天・修羅・畜生・地獄・餓鬼・人間)
File No.２：「時銀河鉄道999」／ ゴダイゴ (1979年)
→ 心をキレイにしたいと思っている人へのメッセージ
♪ 新しい風に 心を洗おう
→ 洗心 ＝ 生きる中で汚れた心を洗う
File No.３：「岸壁の母」／ 二葉百合子 (1972年)
→ 戦争で帰らぬ子どもを思う 母の “慈悲” の心を感じる曲
♪ 母は来ました 今日も来た
→ 慈悲深い母の心 ／ 仏説父母恩重経(親子の絆・愛を説いたお経)に通じる
File No.４：「愛燦燦」／ 美空ひばり (1986年)
→ ”仏の視点” ともとれる!? 仏様はいつも自分を見てくれていると感じられる曲
♪ 人はかわいい かわいいものですね
→ 仏様の目線で人を見ている
File No.５：「スーダラ節」／ 植木等 (1961年)
→ 浄土真宗の教えが詰まっている!? 人間がもつ “煩悩” を表現した曲
♪ 分かっちゃいるけど やめられねえ
→ 本当は反省しているがやめられない… 浄土真宗の教えに通じる
※ 植木等の父親は 浄土真宗の住職で、その父も この歌詞こそ “まさに浄土真宗の教え” と 激励・後押しの言葉を伝えたそうです。
→ 浄土真宗では煩悩を大事にする。これは肯定しているわけではなく、煩悩を受け止めた上で 人に迷惑をかけないように自分を律して生きていく
(最終的にはそのままでいいよとおっしゃってくれる) 阿弥陀様の教え
■「だまって俺について来い」／ 植木等 (1964年)
→ 歌詞で “出家” の生き方を説いた!?
♪ ぜにのないやつぁ 俺んとこへこい
→ 出家の生き方そのもの ／ 釈迦の教えにも通じる歌詞
※ 学道の人はすべからく 貧なるべし＝何も持っていない方が心が強くなる
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