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「新たな原因が判明!冬に増える身体の不調 解消SP」
2014年12月09日(火)/テレビ朝日
[病気・健康情報]
寒くなると必ず風邪を引く人… 心当たりのある人はいませんか?
近年の研究で、そんな風邪を引きやすい人達に今まで知られていなかった原因が潜んでいることが明らかになってきました!
風邪を引く新原因は、鼻の中の乾燥=ドライノーズ
ドライノーズにより、鼻の水分が失われることによってバリア機能が落ちて色々な病気を引き起こす
鼻の内部にはウイルスなどから身体を守るバリア機能が備わっている
中でも大きな役割を担っているのが、鼻の粘膜の細胞に備わっている “繊毛(せんもう)”
繊毛=鼻から肺まで気道を覆っている毛のような組織
この繊毛が活発に動くことによって、ウイルスなどを速やかに胃まで運び、強力な胃酸で殲滅・ウイルスの繁殖を防いでいます。
しかし、鼻の中が乾燥して粘膜の水分が減少すると繊毛の動きも大きく低下
こうなると繊毛の細胞自体からも水分が減少 → 鼻の中の乾燥が急激に悪化
すると繊毛の動きがほぼストップしてしまい、鼻の粘膜に留まったウイルスが細胞の隙間か体内に侵入
急激に増殖し、風邪などの症状を引き起こしてしまいます。
ドライノーズの原因=冬の乾燥
大気が乾燥することで、鼻の中の粘膜も乾燥してしまいドライノーズになると考えられています。
しかし、同じ冬の乾燥した環境でドライノーズになる人とそうじゃない人がいます。
その差はちょっとした生活習慣が原因
ドライノーズ予防になる生活習慣
・部屋の加湿
・外出時のマスク
ドライノーズの症状
・乾燥感
・鼻くそがよくたまる
・ムズムズ感や異物感
・鼻水がでないのに鼻をかみたい
・鼻をかむと血が混じる
ドライノーズ予防・改善
ドライノーズの予防ポイント
・鼻の粘膜に十分 水分を与える
・水分を蒸発させないようにする
「3つの鼻の潤いアップ入浴法」
① 41℃のお湯に10~15分つかる
② 塩/100ccの水に食塩1gを溶かして、ミストに
③ お風呂で歌う