カンブリア宮殿

　2014年02月06日（木）

なぜ？３年たっても「ふっくら」でおいしい！奇跡のパンの正体

製造から３年経っても焼きたてパンのようにふわふわで柔らかく、味は25種類！
非常食の常識を打ち破り、各国で特許をとった独自製法が生む「缶詰パン」のスゴさとは!?

食べてビックリ！魔法のパン
注文続々!!「パンの缶詰」
３年経ってもフワフワの秘密

栃木県那須塩原市
『パン・アキモト』

３年も持つのに保存料は使っていないという驚異の缶詰パン
保存食でも美味しく食べて欲しいと25種類もの味のバリエーションが！

　パンの缶詰／賞味期限最長３年　価格 400円前後

作り方はアメリカや中国、台湾など日本だけでなく世界各地で特許を取得！
美味しい保存食として宇宙飛行士若田光一さんが宇宙にも持って行きました。

“パンの缶詰”の秘密①／パンと缶は「一心同体」
焼いたパンを缶に詰めると菌が繁殖しやすく日持ちしない
パンの缶詰を作るためにはパンだけではなく、缶も同時に殺菌する必要がある
そこで編み出したのが、パンを缶ごと焼いてしまうという方法
温度は企業秘密ですが、一般的なパンよりもやや低めなんだそうです。
焼くことおよそ30分。これによりパンを焼き、同時に缶の殺菌をすることも出来ます。

“パンの缶詰”の秘密②／缶詰の中は「和室」!?
“パンの缶詰”は３年経ってもしっとり感を保っている。
一体ナゼそんなことが可能なのか？それが缶の内側に巻いている特殊な紙
和室に使われている障子をヒントに、湿度を一定にする特殊な紙を探し出したそうです！
この紙が焼き立て時の余分な水分を吹い、そのまま水分を保ち続けることで
３年間経ってもフワフワしっとりのパンが生まれるそうです。